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メルセデスベンツ W222 S300H アドブルー撤廃 NOX鈍化

 メルセデスベンツ w222 S300ハイブリッドのご入庫です。
ご依頼内容:AdBlue撤廃 / NOX鈍化
千葉県柏市

お隣千葉県柏市の業者様よりご入庫頂きました。ありがとうございます。
アドブルー警告とNOXにエラーがあるので対策して欲しいとのご依頼です。
こちらはハイブリッドもありますので、エラーを起こすと大変な事になるので、慎重な作業が求められます。
早速作業を進めていきましょう。

 現状の確認

現状の確認です。
メーターには毎度ながら怖いメッセージが表示されています。”737km以内でエンジン始動不可”こちらの”以内”に注意してください。
過去に自走で遠方からお越し頂くお客様で”〇〇kmあるからなんとか辿りつけると”直接ご来店頂く予定でしたが、高速を走行中急に0kmになった事例もございます。
その場合はエンジンをとめると再始動出来なくなりますので、ご注意ください。
また無理をせず自動車保険のロードサービスをご利用ください。
当社ご指名頂きますと嬉しい割引対応もさせて頂いておりますので、詳しくはお問い合わせください。

 コンピューター診断機でエラーの確認(事前診断)

エンジンとアドブルー関連にエラーがあります。
こちらのNOXセンサーとアドブルーはかなり仲良しです。必ずと言っていいほど一緒にいらっしゃいます。
NOXセンサー関連のみならばラッキーと思って頂いた方が良いですね。
たまにお客様から”ガソリンエンジンのO2センサーと同じでしょ?””放置してても燃費とか悪くなるだけだから大丈夫でしょう?”とご質問を受けますが、NOXセンサーの場合、放置すると仲良しのアドブルー故障まで連れてきてしまいます。
二つとも故障するとディーラーでは高額修理となり、プログラム修正でも二つ処置を行うので割高です。
100%では無いですが、NOXのみのエラーであれば早めに処置を行う事で防止する事も可能ですのでご検討ください。
こちらの車両は2つとも故障していますので、二つプログラム修正をさせて頂きます。

 ECU取り外し

エンジンカバーを取り外すとECUがエアクリーナー上部に取り付けられていますので、事前リセットを行なった上でECUを取り外していきます。※リセットを行わないと後ほどメーターに警告が点灯するケースもございます。

ECUのオリジナルファイルをbenchにて読み込みを行う準備をしていきましょう。

 編集するソフトで編集していきます。

いやーハイブリッドの制御も行っているので、ファイルサイズも大きめです。
ちなみに左画像の左側がオリジナルファイルで左画像の右側が編集したファイルとなります。
このように比較しながら該当箇所の編集を行なっていきます。
この編集を自動的に行うソフトをまず使用しますが、これがまたエラーだらけな事が多いです。
こちらもエラーが多かったです。
同じECUでもファイルが微妙に違うのでAIに粗方編集してもらっても必ずエラーがあります。
このエラーは熟年したスタッフがアナログで数値を確認して、修正して行きます。これを怠ったとしてもエンジンは正常に回る場合もございますが、後で問題が出てくることが多いです。

実際にインストール後にアイドリングが上がってしまったり、コード不明のエラーが立ったり、スピードが〇〇km以上出なくなるという事が起きていますので、そう言った事が起きないようにこの作業は非常に大切です。

 アドブルーコントロールユニットカプラー取り外し/動作確認/テストドライブ

画像はアドブルーコントロールユニット
アドブルーを撤廃しましたので、コントロールする必要が無くなり、ECUとバックグラウンドでコミュニケーションさせない為にカプラーを取り外します。その後、エンジンを始動して、スキャンツールを接続。データモニタにてエンジンの個々の数値が全て平均値に収まっているかを確認していきます。
その後、実際に試運転を30km程行います。
NOXセンサーがコミュニケーションをECUと始めるのに5kmぐらい必要な車もあり、その後NOXに問題があると再度カウントダウンが始まります。
そのテストをして問題ないと言う判断ができるのが少なくとも30kmと当社は思っていますので、しっかりと試運転を行った後は再度コンピュータースキャンを行いエラーコードの確認。
何もエラーコードが無く、データも正常であればようやく作業終了となります。


 メーター警告確認/再発防止

入庫時に出てた、エンジンチェックランプとアドブルーの警告も無くなりました。
念の為アドブルーの容量をメーターで確認すると、”液量を測定できません”と表示されています。コントロールユニットが無いので測定は出来ませんので正常です。

 最終確認 故障コードの確認

念の為再度スキャンツールで再スキャン。
コントロールユニットリストからアドブルーユニットは消え、エンジンコントロールユニットの故障コードを確認すると、故障コードはありませんとの表示。
作業は無事に終了です。ご利用ありがとうございました。

 ご案内(自動車保険ロードサービス使用について)

ご自宅・職場・etc.まで引き取りにお伺いいたします。

現在多くの自動車保険にレッカー搬送サービスとレンタカー特約が付保されています。エンジンチェックランプ点灯や異音などでももちろん適応ができます。
保険料も上がる事なく、お客様の時間や燃料、高速費を犠牲にする事なく修理が可能です。特約にあれば、レンタカーを出す事も可能です。
また、AdBlue関連については、’’残り100kmでエンジン始動が出来なくなります。’’と言うメッセージが出てたしても、途中で急激に減少した事例もございますので、無理をせずご相談ください。

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