我孫子市 【ECU事例】ベンツ W212 AdBlue撤廃 NOX鈍化 TORQUE

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【ECU事例】ベンツ W212 AdBlue撤廃 NOX鈍化 EGR撤廃 日帰り可

 メルセデスベンツ E220d W212のご入庫です。
ご依頼内容:AdBlue撤廃 / EGR撤廃 / NOX鈍化

作業時間 5時間 日帰り

今回は東京都よりお越し頂きました、W212のAdBlue撤廃、EGR撤廃、NOX鈍化の作業依頼を頂きましたので、ご紹介いたします。

入庫前、お客様より頂いたLINEはこちら
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【事象】 ・ディーラより「AdBlue関係とNox関係の故障」と診断されている ・ディスプレイ表示の「AdBlue xkm以内にエンジン始動不可」の残り距離が0となっており、「AdBlue エンジン始動できません」が表示されているがエンジン始動可能 ・帰省からの帰宅のため、事象発生から1000キロ以上走行している

【時系列】 5/5(帰省先) ・ディスプレイにアドブルー残量警告を示す、「工場でAdBlueを補充してください 取扱説明書を参照」との表示が出たため、AdBlue残量を確認した。AdBlueタンクに棒を差し込み、残量が3cmほどだったため、確かに減っていることを確認。 5/6(帰省先) ・AdBlueを20L補充した。 ・出ていた「工場でAdBlueを補充してください 取扱説明書を参照」表示は補充後消えた。 →しかししばらく(20kmほど)走行すると、「AdBlue xkm以内にエンジン始動不可」の表示となったため、付近のメルセデスディーラに入庫し診断。 →「AdBlueは満タンに入っているが、AdBlue関係機能の故障でエラー表示。そのためエンジンチェックランプも診断上点灯している。またNoxセンサも故障している状態。」との回答。 ・九州に帰省中であったため、どうしても帰宅せねばならず、残り距離におびえながらエンジンを切らず走行し、以降これ以上新規に問題は発生することなく帰宅。 5/7 ・帰宅後エンジンを止め、再度かけてみると、「AdBlue エンジン始動できません」のディスプレイ表示に関わらず、問題なくエンジン始動ができた。 上記のような状態となっており、エンジンはかかるもののディスプレイ警告は表示された状態となっています。NoxセンサやAdBlue関係の故障について調べていたところ、ブログにて似た事象をお見受けし、ご連絡させていただきました。 似た事象というだけで同じようには行かないかもしれないことは承知しておりますが、可能であればご相談だけでもさせていただけないかと思い、ご連絡させていただきました。 突然のご連絡で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。ご返信お待ちしております。
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上記の内容でご相談を頂きました。ありがとうございます。
ご相談の結果、AdBlue撤廃とNOX鈍化、今後のリスク回避のためEGR撤廃の作業をさせて頂く形になりましたので、少し内容を御紹介させて頂きます。

 コンピュータースキャンにて現状の故障コード確認

まずはコンピューターにて現状の故障コードを確認いたします。
全体で11個、エンジン関連だけでも5個のエラーコードが分かりました。
右側の画像はエンジンコントロール内部の故障コードと詳細が出ていますが、どれもアドブルー関連とNOX関連です。
今回の作業で間違いなく解消できる事を確認して、ECUの取外しを行っていきます。

その前に、アドブルーコントロール内部とECU内部のリセットを行います。
これを行わないと、プログラムを編集/インストール後に不具合が発生する事もありますので、リセット作業は必ず行います。

 エンジンコントロールユニット取外し

ベンツのこれくらいの年式の車両は、フェンダー内部にございますので、ジャッキアップして、ホイールを外し、ライナーを取り外してやっとコンピューターにアクセスが出来ます。
最近ではエンジンルームにありますが、取り外すだけでも結構大変です。
取外しをしましたら、次にECU内部の読み込みを行います。

 ECUを専用の機器に接続

ECUのファイルを読み込む専用の機器に接続していきます。
接続しましたら、内部のファイルをフルバックアップを取ります。
バックアップを取っておけば、元に戻すことも容易にできますし、万が一何かエラーが起きても復旧する事が可能です。

 編集するソフトで編集していきます。

左側がオリジナルファイルで右側が編集したファイルとなります。
このように比較しながら該当箇所の編集を行なっていきます。
この編集を自動的に行うソフトもあるのですが、エンジンを制御する大事なファイル、ミスも自動のソフトだと懸念がある為、当社ではアナログ的に手作業で確認しながら編集を行いますので時間がかかってしまいます。
実際にインストール後にアイドリングが上がってしまったり、コード不明のエラーが立ったりという事が起きていますので、そう言った事が起きないようにこの作業は非常に大事です。

 ECU取付後AdBlueコントロールユニットカプラー外し

AdBlue撤廃を行いましたので、コントロールユニットのカプラーを取外します。
その後綺麗に格納して、エンジン始動!
チェックランプは全て消えました。
その後再度スキャンツールを接続して、故障コードが立っていないか確認を行います。
故障コードも無くアイドリングも良好です。
結構ここが緊張しますが無事に作業は完了いたしました。

こちらの作業では、朝お預かりさせて頂き、夕方納車が可能となりますので、お困りの方はご相談頂ければと思います。また、お預かりの間の時間を有効に使っていただく為、代車をご用意しておりますので、ご利用頂ければと思います。(代車使用料無料)
またディーゼルエンジンであれば、他社メーカーもご対応可能ですのでご相談頂ければと思います。

メルセデスベンツ E220d ブルーテックの アドブルー撤廃 NOXセンサー鈍化 EGR撤廃作業のご依頼のご紹介でした。
ご利用ありがとうございました。

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